自動車保険の割引制度とは、運転者を限定したり車両に装備されている安全装置の有無、自動車の使用目的などによって、自動車保険が安くなる割引制度です。インターネットで保険契約をすると割引されたり、セカンドカー割引を実施している保険会社もあります。

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  • 自動車保険の割引制度

自動車保険 割引制度とは?

自動車に標準やオプションで装着されているABS(アンチロックブレーキシステム)やエアバッグなど、安全装置の有無によって保険料が割引されます。また、運転者を本人や家族だけに限定したり、年齢制限を設定することで、さらに保険料は安くなります。

こちらでは一般的な自動車保険の割引制度をご紹介しています。各保険会社によって割引制度の名称や割引内容に違いがある場合も御座います。


運転者の条件により適用される割引

家族限定割引
家族限定割引とは、保険金支払いの対象を車両の所有者とその家族に限定する場ことで保険料が安くなる割引制度です。割引率は5%ですが、全担保種目に割引が適用されるため、家族限定割引を設定することで全体の保険料がかなり安くなります。
運転者年齢条件
運転者の年齢を限定することで保険料が割引される制度です。若い人は事故率が高くなるため、保険料も高く設定されます。契約車両を運転する方がベテランドライバーだけの場合は、運転者年齢条件を設定することで保険料が安くなります。
ゴールド免許割引
ゴールド免許をお持ちの方を対象とした割引制度です。ゴールド免許を取得するためには5年間無事故・無違反を継続する必要があります。事故を起こすリスクが少ない優良ドライバーの方はゴールド免許割引によって保険料が安くなります。
長期優良契約割引
長期優良契約割引とは、現在20等級で契約されている方で、過去1年間に保険金の請求をしたことがない(保険を使用していない)場合に、保険料が安くなる割引制度です。(保険会社により設定条件は異なります。)
地域料率による割引(地域割引)
地域料率による割引とは、事故率が低い(事故リスクが少ない)地域にお住まいの方に適用される割引制度です。

この他にも運転する者を保険契約者本人に限定することで割引が適用される「運転者本人限定割引」などもあります。契約車両のドライバーに条件を設定することで、保険料を安くすることができます。


車両の装備により適用される割引

安全ボディ割引
安全ボディ割引とは、衝突時にキャビンや乗員を守るボディ構造(衝突安全ボディ)を採用している車両の場合、搭乗者傷害保険などの保険料が安くなる割引制度です。安全ボディ構造の名称は自動車メーカーごとに異なります。
エアバッグ割引
エアバッグ割引とは、エアバッグが装備されている車両に関して、搭乗者傷害保険が安くする割引制度です。保険会社によっては、運転席と助手席にエアバッグが付いているデュアルエアバッグの場合、さらに割引率がアップする場合もあります。
ABS割引
ABS割引とは、アンチロックブレーキシステム(ABS)のついた車両に関して、対人賠償保険対物賠償保険搭乗者傷害保険の保険料が安くなる割引制度です。
横滑り防止装置装備車割引
横滑り防止装置装備車割引とは、横滑りやスリップ状態を感知して、ブレーキやエンジン出力を自動的に制御し、車両姿勢の安定性を確保する装置が装備されている車両の場合に保険料が安くなる割引制度です。
エコカー割引
エコカー割引とは、電気自動車、圧縮天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッドカーなど、低公害車の場合に保険料が安くなる割引制度です。

車両の装備によって割引が適用される例として、新車登録後から25ヶ月以内の場合には新車割引が、身体障害者用に補助装置などが取り付けられた福祉車両の場合には福祉車両割引が適用されます。また盗難防止装置が装備されている場合には車両保険が安くなる保険会社もあります。


使用目的や走行距離で適用される割引

使用目的による割引
通勤や通学に自動車を利用する方と週末のレジャーや買い物に出かけるときだけ運転する方とでは事故に合う確率が異なります。使用目的による割引とは、週末のレジャーや買い物にしかクルマを使わないなど、運転する頻度が少ない方に対して保険料が安くなる割引制度です。
年間走行距離による割引
年間の走行距離が長いほど、事故に合う確率が高くなると考えらています。年間走行距離による割引とは、事故リスクが少ない年間走行距離が短い方に対して保険料が安くなる割引制度です。

自動車の使用目的や年間の走行距離によって保険料が割引される制度は、主にリスク細分型自動車保険を取り扱っている損害保険会社で採用されています。